令和4年度 新会員懇談会開催
会員委員会|令和5(2023)年3月16日@本会会議室
鈴木 文雄(東京都建築士事務所協会理事、研修委員会委員長、会誌専門委員会委員長、墨田支部、有限会社鈴木設計一級建築士事務所)
前列に新会員と児玉会長。
懇談会風景。
新会員・賛助会員交流会。
新会員懇談会
 新たに一般社団法人東京都建築士事務所協会に入会された新会員を招いての懇談会が開催された。一昨年、昨年とWebにより開催されてきたこの懇談会であるが、児玉耕二会長の「久しぶりの対面開催でたいへん嬉しい」との言葉が表すように、このような言葉を交わす催しはやはり会場開催が相応しい。「仲間づくりやネットワークを強固にしていただきたい」との挨拶から懇談会は始まった。副会長、専務理事、会員委員会、事務局の挨拶から、本会機構の説明、青年部会の紹介に続き、新会員の方々の自己紹介となった。
柴 英寿/(株)柴総合計画一級建築士事務所|中央支部
 不動産を中心とした業務を行っている。建築の相談も受けることから、専門の方々とつながりたいと思い入会した。
長宝 政一/ブルエコノミーエンジニアリング(株)|中央支部
 改修、大規模修繕、共同住宅の外断熱補助金関連の設計施工を行っている。
山内 泰明/(株)山内設計|新宿支部
 個人のクライアントの設計が主だったが、公共建築物の設計をするべく入札参加資格を取得したこともあり、実績を伸ばすために横のネットワークをつくり活用していきたい。
仲森 眞由美/(株)アスリード一級建築士事務所|新宿支部
 設計、施工、不動産の業務をしており、設計は主にリノベーション、改装の比重が大きい。横のつながりをつくるべく入会した。
勝野 圭一/(株)イルミナ一級建築士事務所|渋谷支部
 オフィスに特化した内装や改装設計を行っているが、新築設計にも進出したい。テレビスタジオや病院などの特殊な用途のコンサルも行っている。オフィスビル1棟を建てられるようになりたく入会した。
鈴木 浩司/(株)ホームクレスト一級建築士事務所|世田谷支部
 フラット35の住宅審査が主であったが、リフォーム相談が増え、それに伴い工事も増えてきた。今後は設計事務所らしい業務を増やしていきたい。横のつながりにより知識や経験を積んでいきたい。
高森 康文/(株)ティピィプラン|杉並支部
 定期報告及び外壁調査を行っている。
池村 潤/(株)M+2一級建築士事務所|杉並支部
 主に個人住宅の設計を一人で行う“まちの設計事務所”である。コロナ過もあり仕事が減少してきたので、入会による横のつながりを良いきっかけにしたい。
森島 理/(株)アーバンスペース|豊島支部
 車のショールームのデザイン設計施工を行っている。EVやカーシェアリングなど車社会の転換期に当たり、車を扱う空間にも変化が見られる。横のつながりを持つことにより、さまざまな需要に答えられる力をつけていきたい。
藤井 達生/(株)藤井建築設計事務所|江東支部
 主に共同住宅の設計監理を行っている。仕事は100%民間であるが、今後は公共建築も行っていきたい。協会のさまざまな研修に興味があり今まで参加してきた。仲間づくりをしていきたい。
栁川 篤浩/東京パワーテクノロジー(株)一級建築士事務所|江東支部
 東電100%出資の子会社であり火力、原子力のプラント設備の設計、改修など、東電設計では拾いきれない小さな設計を担っている。総合的なプラント設備設計ができるよう努力している。東電グループ内で動いていたため、世間を知ることも大事と思い入会した。みなさんの設計を参考にデザイン力をつけていきたい。
武田 洋一/ティップス(株)一級建築士事務所|八王子支部
 平塚で中古物件の買い取り再販をしていた会社で、八王子に支店を出し、木造建売住宅の設計施工を行うようになった。今後、住宅設計に関わるにあたり、さらに深く勉強したいことと横のつながりをつくるべく入会した。

 その後、出席した各支部代表者から支部活動についての説明があり、永池雅人副会長の閉会挨拶でおよそ1時間の懇談会を結んだ。
新会員・賛助会員交流会
 同室にてテーブルを配置し直して、賛助会も加わった立食形式での新会員・賛助会員交流会である。児玉耕二会長の挨拶の後、賛助会幹事会担当である木村修副会長の乾杯の発声により懇談が始まった。あらためて新会員の方々の自己紹介が行われたが、アルコールが入ったこともあり、先ほどの着席での自己紹介のような硬さは見られず楽しい雰囲気で懇親は進む。その後、賛助会の自己紹介と名刺交換が行われ会員委員会委員長である安藤暢彦理事の閉会の挨拶で幕を閉じた。

 新会員の方々の多くが“横のつながりが欲しい”という想いで入会されているので、この2時間半の懇談はそのきっかけとして非常に有効であると感じた。もっと多くの新会員の方に参加していただき、当協会を利用してもらいたいと思う。すでに副支部長に推薦されている方も数人いらっしゃるようで、今後の当会を背負う存在となっていただけることを期待したい。新型感染症の影響でのコミュニケーションの制限はなくなり、今まで当たり前だったこのような対面開催は元通りに行われることになる。当会への入会のメリットを示すのはこれからである。この開催に引き続き、他の委員会も同じく積極的なプログラムで本会を盛り上げていただきたい。
鈴木 文雄(すずき・ふみお)
東京都建築士事務所協会理事、研修委員会委員長、会誌専門委員会委員長、墨田支部、有限会社鈴木設計一級建築士事務所
1984年 東海大学建築学科入学/1987年 同校中退、東京デザイナー学院建築デザイン科入学/1989年 同校卒業/有限会社鈴木設計一級建築士事務所入社、現在に至る