東京百景2023(第23回建築ふれあいフェア支部ポストカードselection)
葛飾区柴又・柴又帝釈天 夕暮れの参道
植竹 和重(東京都建築士事務所協会葛飾支部)
 古い記録によると文化文政の頃(1803~1829年)六間四面の帝釈堂があったようです。柴又帝釈天は経栄山題経寺(日蓮宗)といい、400年の歴史があります。
 昭和44(1969)年に映画「男はつらいよ」が公開されて以来、今日に至る葛飾区の名所になりました。柴又駅から両側にあるお店を覗き、食べ歩きしながら、「帝釈天」、「山本亭」、「寅さん記念館」に続く道は、まだ昭和の香りが漂うところです。

名称:柴又帝釈天 夕暮れの参道
所在地:葛飾区柴又7-10-3
建築時期:柴又帝釈天は1629年(寛永年間)に開基された
撮影者:植竹 和重
植竹 和重(うえたけ・かずしげ)
東京都建築士事務所協会葛飾支部、植竹一級建築士設計事務所 1951年 東京都生まれ/1974年 足利工業大学工学部建築学科卒業/植竹一級建築士設計事務所