雪の新年賀詞交換会
世田谷支部|平成30(2018)年1月22日@銀座アスター三軒茶屋賓館
影山 晃(東京都建築士事務所協会世田谷支部、支部編集員、株式会社影山)
佐賀井尚支部長の挨拶。(撮影:田中 良治)
雪の中で記念写真。
 世田谷支部の新年会は毎年この時期に実施される支部最大、最重要なイベントです。
 政界、官界からだけでなく、事務所協会本部や他支部からも役員さんが多数列席されるので、新年会が近づくと支部役員は緊張します。昨年支部長が田中良治さんから佐賀井尚さんに交代したので、佐賀井支部長にとっては初めての新年会。支部長が困らないように支部役員が心をひとつにしてアシストするぞと事前の役員会では熱のこもった打ち合わせが進みます。
 世田谷支部の役員会は、幸い複数の支部長経験者が参加されていることもあり、あらゆる角度から検討されるので安心。サポート体制は万全です。まさに完璧、これで大丈夫。と、思っていたのです。
 ところが当日はなんと朝から雪。それも都心で積雪23cmという記録的な大雪となりました。私自身も定刻の2時間半前に電車で出発したのですが、普通なら40分のところ3時間かかり、結局30分の遅刻。会はスタートしていましたが半分は空席です。挨拶の順序も予定した通りにいかず、司会の宮地善矢副支部長は緊張が続きます。それでも時間が経過するにつれてひとり、またひとりと参加者が来場。到着した皆さんが口々に「いやー、たいへんだった」と思わずこぼします。
 ありがとうございます。最終的には欠席された方の数はわずかで、会は例年よりむしろ盛り上がって終了となったのでした(最終的に参加者は47名でした)。
 一座建立の精神が大雪を跳ね返した、そのように言えるのではないだろうか……と、帰路吹雪の中考えたことでした。
 参加された方ひとりひとりが支えた新年会となりましたが、その支えようとする力を引き出した世田谷支部のまとまり。それこそ私たちの誇り。これからも大切にして参りたいと思います。
影山 晃(かげやま・あきら)
東京都建築士事務所協会世田谷支部副支部長、支部編集員、株式会社影山
1955年 東京都渋谷区生まれ/1980年 株式会社影山に入社、主に建築施工管理に従事、現在に至る
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