VOICE
飛田 早苗(東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、株式会社日建設計)
仕事の息抜きに甘夏を収穫。
今年は家で過ごす時間が長く、不自由なことは数多くあれど、例年よりも季節の移ろいを感じられる環境、新しいことにチャレンジを思い立つ機会にも恵まれました。まず、今までは収穫・加工された状態しか知らなかった果実類の成長過程を見守ることができたのは、なかなか良い経験でした。
4月は甘夏。通常、農家では12月の終わりから1月ごろ収穫し、1カ月ほど貯蔵して酸味を抜くそうですが、うちでは4月まで収穫せずに木に実らせたまま完熟を待ちます。今年は当たり年だったようで40個以上も収穫できました。そのまま食べても充分美味しいですが、初めてのマーマレードづくりにもチャレンジして、余すところなく自然の恵みを堪能しました。
5月は梅。収穫時期を読み誤り熟し過ぎてしまったため、当初予定していた梅干しづくりを断念し、梅酒を漬けました。
続く6月はブルーベリー……と言いたいところですが、こちらはアルカリ性が強い土のせいか、1本しか植えていないせいか、今年も実をつけることなく収穫シーズンを終えました。
昨年まではこれで打ち止めなのですが、今年はなんと5年前に植えた檸檬と八朔に初めて実がつくという快挙達成。このまま順調に育てば、年末から年初には収穫期を迎えることができそうです。
新しく始めたこととして、目下、最も時間を割いているのは中国語の勉強です。学生時代、漢字を覚えるのが大っ嫌いだったはずの私が、今、人生でかつてないほど漢字と向き合っています。始めてまだ3カ月ですが、仕事のやりとりに加え、仲間とのWeChatでの会話や中国のテレビドラマを通じて、楽しみながら言葉以上にその文化を吸収しています。
飛田 早苗(とびた・さなえ)
東京都建築士事務所協会会誌・HP専門委員、株式会社日建設計
神奈川県横浜市生まれ/慶應義塾大学総合政策学部卒業/現在、株式会社日建設計広報室課長
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