私の趣味はサッカーです。きっかけは息子が小学校入学時に近所のサッカークラブへ入団し、ほぼ同時に私もコーチとして携わることとなったこと。私自身はサッカーの経験はなく、ルールや用具類、資格などすべてゼロからのスタートでしたが、他のよい指導者にも恵まれ、何よりもサッカーが大好きでしたので、一時期は建築より勉強したものでした。
　自身の息子が卒業してからもコーチは続け、他のお子さんと週2回練習し、18年が過ぎてチームの子どもたちも孫世代になり、還暦を機に引退卒業を決意しました。しかしそのころ、サッカーチームに関わったお母さんたちによるマザーズチームのカテゴリーが始まり、その指導をと誘われ、子どもからお母さんへとチームを変えて3年になりました。
　所属する江戸川区では、マザーズチームが12〜13チームあり、春の大会と年末の葛飾区を含めてのブロック大会と年間2大会あります。ブロック大会は上位3、4チームが都大会に進むことができます。わがチームは3年6大会で常に6、7、8位と中盤を抜け出せずにいます。ただ前回ブロック大会は4位でしたが、勝ち点で3チームが並び、総得点差で都大会を逃す残念な結果となりました。
　マザーズサッカーは、サッカーにかかわり、健康的に楽しむことを目的としています。年代も20代から50代までいます。練習は週2回、2、3時間やっていますが、やりたい人は子どもの練習にも参加して週4、5日頑張っていますし、年に数回、またはまったく練習に来ない人もいます。お母さんは家庭優先で、子どももいますから自分の趣味の順番は最下位なのです。チームには20人近いメンバーがいますが、練習に来られるのは5、6人です。その温度差の中で、女性の中で、マネジメントに気を使います。
　私自身、プレーするのはちょっと厳しくなってきましたが、健康の元でもあり、何よりサッカーやその仲間たちが大好きですので、まだまだ続けていこうと思っています。