VOICE
早川 佳孝(東京都建築士事務所協会賛助会員会幹事、会誌・HP専門委員、富田商事株式会社)
建築・絵画・写真を連携させて
 今まさに春爛漫で梅から桜へと移り行く季節の時間。
内容に季節性はないが、4月半ばに「ICT活用」に関する講演会を設定した。お聞きいただけたでしょうか。2000年にはIT基本法(情報技術)が制定され、言葉が広まった。2005年にはICT政策大綱と改称された。ほぼ同義語であるが、その違いは、C(Communication)にある。
当誌の編集関係者には、標題の3ジャンルに憧憬の深い面々は多い。この「建築・絵画・写真」を私の造語[AcPP]で表現し、上記文章と合わせ[AcPP活用]について考えてみた。
[A]……Architecture/[c]……communication/[P]……Picture/[P]……Photo
Picture。地元横浜で水彩画クラブに入り描き、横浜・山手西洋館での展覧会に出した。建築空間がいいので色々な仲間が来て交流のcommunication。
Photo。その水彩画クラブで画材散策と称し仲間達と横浜・岡村梅園へ出かけた。その写真を地元港南台写真クラブ(日本一小さい、即ち先生1と生徒2)の課題「梅」に提出した作品。
Architecture。その画材散策に出かけた時、岡村梅園の近くで見つけた不思議な建築物。どう使うのかなと思いつつも通りすがりで詳細に見ている時間はなかった。
「ICT活用」も[AcPP活用]も中心にcommunicationがあるが、前者はハード的要素、後者はソフト的要素が強い。どちらも上手く活用したい。 (早川佳孝)
早川 佳孝(はやかわ・よしたか)
東京都建築士事務所協会賛助会員会幹事、会誌・HP専門委員、富田商事株式会社企画・デザイン部 建築意匠参与
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