VOICE
『コア東京』2015年9月号編集後記
山口喜之 (一般社団法人東京都建築士事務所協会 事務局)
この原稿を書いているのは8月4日ですが、毎日本当に暑いですね。一昨日、日曜日のニュースでは熱中症で1,000人以上の人が救急車で搬送されたとか、そのうち10数人は意識がないと言われています。最近では屋外での作業者や運動選手ばかりでなく、家の中にいてエアコンを使用していても熱中症になってしまう方(特に高齢者)もいるようです。自分が子供のころは「日射病になるから子供は帽子かぶって」と親に言われて、夏休みの午後は自転車で近所をひと回りして、家に帰ったら水浴びして昼寝という生活でしたが、当時は最高気温が今ほど高くなくて、それほど暑さを苦にせずに暮らしていたように思います。
平日の昼休みは、ときどき東京都建築士事務所協会本部にほど近い新宿中央公園の蝉時雨の中でぼんやりしています(いました、ですね。今月号が皆様のお手元に届くころには本部は新宿駅の反対側に移転しています)。中央公園というと空色のシートを敷いて昼夜暮らす方々のイメージがありますが、本部に近い公園の南側は、児童公園になっていて、滑り台、ブランコ、そして幼児用の浅い池があり、夏休みはジャブジャブ池と称して新宿区が整備し、親子で遊べるようになっています。最近は1時間経過すると10分休憩時間という公営プール並みに管理が行き届いています。子供たちの声が響く夏はいちばん活気のあるころですね。
さて、このたび事務局の担当が交代し編集専門委員会から離れることになりました。平成19年より約8年の間、皆様にはお世話になりました。今後は加登(かとう)職員が窓口となりますので、どうぞよろしくお願い致します。