ISベース柱脚工法
ISベース柱脚工法は、基礎コンクリートにアンカーボルトを設置し、鉄骨建方後にベースプレートと基礎コンクリートの隙間に無収縮モルタル(ISグラウト)を充填して基礎コンクリートとベースプレートを一体化させ、柱脚の固定度を確保する工法で、(一財)日本建築センターの一般評定を取得しています。適応する柱材は、角形鋼管、円形鋼管とH形鋼で、角形鋼管と円形鋼管には、保有耐力接合タイプに加え、柱脚ヒンジタイプも取り揃えています。
高強度の材料を使用した転造ねじのアンカーボルトは、高強度で伸び能力に優れ、ナット、丸座金、定着板と六角リングのセットで国土交通大臣の認定を取得しています。
柱材のせん断力を直接基礎コンクリートへ伝えるため、ベースプレート底面に溶接のビードによる突起を設けています。この突起があるため、ベースプレートのアンカーボルト孔を拡大孔(呼び径+12〜20mm)とすることが認められています。
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