賛助会主催の交流会開催
賛助会員会|令和5(2023)年9月19日(火)@東京カテドラル聖マリア大聖堂
妻藤 琢二(東京都建築士事務所協会賛助会幹事、野原グループ株式会社)
参加者による「東京カテドラル聖マリア大聖堂」撮り下ろし写真
 賛助会員会の主催による交流会は2部構成で、第1部を施設見学会、第2部を懇親会とした。
 施設見学会は、各自、建築家・丹下健三の設計による名建築「東京カテドラル聖マリア大聖堂」を約1時間の中で見学した。この建物は昭和39(1964)年の東京オリンピックの開催年に竣工した後、平成19(2007)年に当初の独特なデザインを踏襲した形で大規模な改修が行われている。参加した正会員や賛助会員は見学した内容をさまざまな視点をもって意見を交わすよい機会となった。
 聖堂内の写真撮影は禁止であったが、今回TAAF活動での活用と意見交換の活性化を目的に、参加者各自が撮影した外観写真を任意でクラウドに共有・閲覧していただいた。なお、その写真の一部をこの記事に掲載している。
 懇親会では、冒頭で賛助会管掌の越阪部三男理事の挨拶の後、児玉耕二前会長が東京カテドラル聖マリア大聖堂についての建築解釈を語り、参加者が知見を高める時間となった。また、これまでコロナ禍で少なかった対面での意見や情報の交換がなされ、和やかな雰囲気の中で親睦を深める会となった。
 賛助会主催での施設見学会は今回が初めての試みであったが、これまでの賛助会イベントではお目にかかれなかった方々も多く参加していたき、初対面同士が交流できる場にもなったので、今後もこのような有意義な機会を考えていきたいと思う。
妻藤 琢二(さいとう・たくじ)
東京都建築士事務所協会賛助会員会会計担当幹事、野原ホールディングス株式会社 営業マーケティング統括部 開発営業部 エキスパート