令和3年度 新会員懇談会開催
会員委員会|令和4(2022)年3月15日(火)Web開催
鈴木 文雄(東京都建築士事務所協会理事・研修委員会委員長・会誌専門委員会委員長・墨田支部、有限会社鈴木設計一級建築士事務所)
本会会議室で挨拶する児玉会長。(写真はすべてWebミーティングの画面キャプチャー画像)
 「活躍は限られていない。それぞれの分野での力を発揮し世に貢献していただきたい」。児玉耕二会長の開会の挨拶である。この言葉が表すよう、令和3年度の新会員懇談会に参加された新会員事務所は、多様な分野で活躍される方々だったことが印象的である。新会員9事務所、新賛助会員1社をお迎えし、会長、副会長、会員委員会の挨拶から、本会機構の説明、事務局職員紹介に続き、新会員の方々に自己紹介をいただいた。その後の意見交換でのご発言も含め紹介したい。
和久田 朝子/(株)プランテック|千代田支部

設計、コンサルタントが主な業務。たくさんの方と交流したい。
外注先としてお手伝いしていただける方を探している。

中谷 哲也/(株)合田工務店一級建築士事務所|港支部

香川県高松が本社の施工会社。東京に来て30年経つ。これを機にレベルアップしたい。みなさんとの交流によりいろいろと教わりたい。

大槻 登清也/(株)ときそう|新宿支部

主に住宅系の意匠設計を業務とする。不動産鑑定の資格を持つため、宅建業会向けにwebセミナー配信も行っている。懇意にしていた構造設計者が引退してしまい、新たなつながりを持ちたい。省エネの法改正による省エネ計算や説明義務など、教わる場が欲しい。

関谷 芳春/(株)東京技官一級建築士事務所|北支部

令和2年12月に立ち上げたばかりの事務所。前向きに活動していきたい。

中野 真吾(代理出席:坂井 孝)/(株)明電舎一級建築士事務所|品川支部

電気機器メーカーであり、製造機器を納入する建物の設計をしている。支部活動が活発な印象を受けた。

林 和宏/(株)寺岡精工 一級建築士事務所|大田支部

電子はかりなど生産機械の製造、販売、保守を行う会社だが、3年前に設計事務所を立ち上げ食品工場の設計(意匠・構造)施工も行うようになった。いろいろと教わりながらレベルアップしていきたい。設備設計事務所とつながりたい。

古川 明久/スペースクルーズ一級建築士事務所|渋谷支部

事務所のある代官山で地域に根差していきたい。建築コストや新技術などの情報交換がしたい。

青柳 忠宏/(株)wasabi style 一級建築士事務所|江戸川支部

ウェディング系の設計で培ったものを、集合住宅、ホテル、福祉にも活かしていきたい。事務所協会の加入により活動の場を広げたい。異業種交流の場を持ちたい。

鎌田 昌文(代理出席:小野澤 健至)/(株)ジーエーシーサポート|南部支部

地盤調査を主としている。困りごとがあればお声がけいただきたく、それを今後の業務に活かしていきたい。

 その後、賛助会幹事挨拶と新賛助会員1社の紹介のあと、永池雅人副会長の閉会挨拶でおよそ1時間の懇談会を結んだ。コミュニケーションが難しいWeb開催という場ではあるが、なるべく新会員に多く発言してもらうよう進行したことで、可能な限りの良い交流ができたと感じた。
 また、新会員からの質問や意見に対しマネジメント支援センターのサービス内容を引用し、説明する場面をたびたび目にしたことからも、マネジメント支援センターが、本会の運営、活動において大きな存在となっていることを実感した。ぜひ、さまざまなサービスをご利用いただき、ご自身の事業の発展につなげていただきたいと願う。
 人手不足や資材高騰などの現状の問題点はもとより、SDGs、脱炭素などのさまざまな課題を持つ建築業界において、新たな仲間の新たな考え方を取り入れ、一体となって業界を牽引する姿を想像できるような懇談会となった。
鈴木 文雄(すずき・ふみお)
東京都建築士事務所協会理事、研修委員会委員長、会誌専門委員会委員長、墨田支部、有限会社鈴木設計一級建築士事務所
1984年 東海大学建築学科入学/1987年 同校中退、東京デザイナー学院建築デザイン科入学/1989年 同校卒業/有限会社鈴木設計一級建築士事務所入社、現在に至る