中央支部研修会・新春交流会
中央支部|平成31(2019)年1月29日@銀座ブロッサム
武子 安男(東京都建築士事務所協会中央支部副支部長、日通不動産(株)東京支店1級建築士事務所)
研修会風景。
交流会。(撮影:小林 勝彦)
 中央支部は毎年、新春の交流会に合わせて研修会を行い、多岐にわたる知識・情報等を得て見聞を広める目的で、各分野のオーソリティの方を招いて講演をお願いしている。今年は中央区の建築行政に長く尽力されてきた吉田不曇副区長に、区政の現況とビジョンを踏まえ、「オリンピック後の中央区の街づくり」というテーマでお話をいただいた。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、区内には晴海の選手村をはじめ多くの競技施設の利用が決定しており、今まさにその準備中。果たしてその後の都政は、そして中央区の街づくりはどのように転換してのか。他にも豊洲移転後の旧築地市場の再開発計画など、多くの難題事案を抱えた区行政について、普段聞けないようなお話を、わかりやすく丁寧に、時にはユーモアを交えながら拝聴できた貴重な時間であった。
 引き続いて部屋を変えての新春の交流会。今年も来賓をはじめ総勢76名の参加であった。
 加藤義道支部長の挨拶から始まり、来賓の紹介、挨拶の後、寺田宏本部副会長の乾杯の発声で、盛大に新春の宴がはじまった。歓談の後、例年のように支部の活動報告、新会員、協力会員の紹介等が行われた。
 雰囲気を和ませたのは今年も女子学生たちのアンサンブル生演奏。時に、心地よい調べに耳を傾けるシーンも。和気あいあいの雰囲気の中、恒例の景品持寄りの福引きの時は参加者の盛り上がりも最高潮。フィナーレは小田惠介本部理事による趣向を変えた万歳三唱で締めくくり、今年の新春交流会も終了となった。
武子 安男(たけし・やすお)
東京都建築士事務所協会中央支部副支部長、日通不動産(株)東京支店1級建築士事務所