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株式会社E&CS──耐震補強用接合部材「ディスクシアキー」
耐震補強用接合部材「ディスクシアキー」
 ディスクシアキーは飛島建設(株)、(株)大本組、サンコーテクノ(株)の3社にて2012年に開発されました。
 円盤状の「ディスク」とアンカーボルト、高ナット、接続ボルトにより構成されており、主にせん断力に抵抗する耐震補強用の間接接合部材で、以下の特徴があります。
①「内付け補強」から「外付け補強」まで適用。
②埋込深さが短いのでSRC造建築物も適用。
③普通コンクリート、軽量コンクリートのいずれも適用し、低い強度のコンクリート(9N/mm2以上)も適用。
④強度型の鉄骨ブレース及び増設耐震壁補強等各種の補強工法の他、制震ブレースにも適用。
⑤目荒らしが不要で、低振動・低騒音・低粉塵で施工。
適用範囲を拡大
 『断面修復工法』及び『無機系接着剤の適用』について2018年2月28日に性能証明を取得。
 今回、ディスクシアキーに関する技術の適用範囲拡大として、新たに、
⑥ 仕上げモルタル等を剥離した場合に生じる既存躯体の凹凸面にも対応できる『断面修復工法』を確立し、
⑦ 環境に配慮した『無機系接着剤』
が使用できるようになりました。
 詳しくはHPよりお問い合わせください。
株式会社E&CS
http://www.kk-ecs.co.jp/
tel. 03-6455-8431