先月号（3月号）で500号記念の対談を行いましたが、実はその前の400号記念の対談にも参加していました。当時は「コア東京編集委員会」という名称で編集委員長を8年やりました。『コア東京』にはもう19年つきあっていることになります。
長いつきあいといえば私の趣味のジャズと釣りも長いつきあいで、ジャズは中学校のころからなので50年、釣りは30年以上になります。4月号の「私の趣味」というコーナーでは「ジャズのバンド活動」という記事を新宿支部の河野晴彦さんに書いていただきました。私もバンド活動をやり過ぎて留年した口です。私の場合は学校のバンドではなく、プロのバンドでしたが、懐かしく思い出しました。フルバンドの仕事ではダンスパッケージショーのバックバンドが懐かしい思い出です。お店に入っているバンドの場合、ショータイムは夜8時半くらいからですが、7時のステージが終わった後にダンスの方が来て譜面を渡され、打ち合わせをします。30分の休憩の後にすぐ本番です。16分音符ゴリゴリのすごい譜面がよくあります。ザ・バディ・リッチ・ビッグ・バンドをご存知の方は想像いただけると思いますが、こんな譜面を初見で演奏するのですから、慣れは恐ろしいと思います。
会社に就職してからも、昔所属したバンドにときどき遊びに行かせてもらっていましたが、5年くらいしたころからゴリゴリの譜面は初見が効かなくなっていました。このあたりからプロのバンドに遊びに行かせてもらうことは控えるようになって、ジャズは聞くばかりです。今行動するのは釣りになっています。