大規模震災直後でも防火性能と避難経路を確保、建物の変形時にも閉鎖する防火戸
大規模震災直後に火災が発生した際、建物の歪みによって防火戸の枠が変形しても、扉が上枠や床と干渉することなく閉鎖することで防火性能を保持し、避難経路を確保できる大変形追従随時閉鎖型防火戸「アスコード」を開発しました。3つのポイントにより、建物層間変形角が90分の1(瞬間最大60分の1)以内であれば扉が閉鎖し、大規模震災時でも防火戸(特定防火設備)としての機能を発揮します。
3つのポイントは、
①扉上部と上枠のクリアランスを拡大、
②変位吸収機構を備えた巾木を内蔵、
③上下変位吸収機構を備えた電磁レリーズの採用です。
対震性能はJIS等級で最高の「D-3」をクリアしています。
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