TAAFフォーラム:支部ゴルフコンペとハイキング会
新宿支部
川手 謙介(東京都建築士事務所協会新宿支部、一級建築士事務所有限会社三悦建築設計事務所)
河内 成司(東京都建築士事務所協会新宿支部、株式会社ウルテック)
ゴルフコンペ記念撮影。
第40回新宿支部ゴルフコンペ
 新宿支部では、会員相互の連帯意識と親睦を図ることを目的にゴルフコンペを毎年2回開催しており、今回がちょうど20周年40回目の記念大会ということで、2017(平成29)年10月20日(金)、箱根仙石原の箱根カントリー倶楽部にて開催しました。
 当日は台風21号が秋雨前線を刺激して天気予報は生憎の雨でしたが、実際は短時間傘の出番はあるものの、時より薄日もさす中、無事にゴルフを終えることができました。
 総勢30名が、箱根伊豆国立公園内の自然の起伏を活かした1955(昭和30)年開場の丘陵コ-スをまわりました。コースは標高1,213mの金時山などの山々に囲まれ、芦ノ湖を源とする早川の流れや、NHK「ブラタモリ」にも紹介された地下水を大涌谷まで約3,000m汲み上げて天然温泉にするための貯水池(イタリ池)があり、各々が高原の爽明な風光を愛でながらプレーを楽しみました。万歩計を付けていた方曰く、プレー中、約20,000歩近く歩いたそうです。蛇足ですが、キャディーさん曰く茶屋の温泉卵の方がご利益はありかも? と。
 プレー後は、会場を箱根湯本の温泉旅館へ移して表彰式を行いました。表彰結果は悲喜こもごも。皆さんそれぞれに一日を振り返る楽しい表彰式になり、最後は三栖邦博名誉会長の挨拶をいただいて終了しました。
 その後は、仕事の都合で東京へ帰られる方、翌日のハイキングに備えて部屋で休まれる方、浴衣姿のまま2次会のカラオケ、そして3次会のラーメン店、さらに4次会の部屋飲みへと突き進む方など、それぞれの箱根の夜は更けていくのでありました。(川手 謙介)
箱根関所でハイキング記念撮影。
ハイキング。69段からの景色。
箱根旧街道。
第16回ハイキング会──根性9人組
 新宿支部では、ゴルフ同好会の他にハイキング同好会もあります。ゴルフと同じく毎年2回の開催なので、今回で8年目16回目の開催です。ゴルフコンペ翌日の土曜日の朝、箱根湯本駅に改めて集合しました。季節はずれの台風21号の影響であいにくの雨の中、根性のある精鋭9名でスタートしました。まずはバスで芦ノ湖まで直行し、箱根関所から、歴史にタイムスリップしてのハイキングです。
 箱根関所裏の遠見番所に至る69段の階段を登ったところからの雨の芦ノ湖の景色も幻想的で綺麗でしたが、残念ながらここで引き返しました。そして恩賜箱根公園の湖畔広場まで歩いても、さすがは台風、雨の上がる気配はまったくなく芦ノ湖湖面にまで霧がかかってきました。仕方がないのでここで腹ごしらえし、気を取り直して出発。これからが本番の箱根旧街道です。有名な杉並木も台風には勝てず道が冠水してしまっていましたが、根性9人組は箱根駅伝の往路で有名な鳥居を見ながら怯まず中を突き進みました。
 そして箱根旧街道石畳。雨で滑りやすくなった急な石畳をものともせず必死に登ります。先人たちの息遣いを感じているのか自分たちの息遣いなのか、わからなくなってしまいながら、誰もが只々黙々と登ります。驚いたのは、こんな天候の中なのに私たちの他にも根性組は意外といて、観光客の方々と行き交いました。外国の方も結構多かったです。
 一旦国道に出ると、路面は既に川のようになっていました。そんな中ようやく「甘酒茶屋」に到着。一息つきつつ雨宿り。われら根性9人組はまだまだ続く旧街道を歩くつもりでいましたが、中里昭隊長が皆の安全を考慮して苦渋の決断。泣く泣くバスで箱根湯本に戻ることにしました。
 箱根湯本から小田原に移動。がんばった皆さんの根性とご褒美のしるしに、「鈴なり市場」のレストランで箱根地ビールで乾杯しました。支部の結束がさらに強まった、激動のそして最高の2日間でした。(河内 成司)
川手 謙介(かわて・けんすけ)
東京都建築士事務所協会新宿支部、青年部会幹事、三悦建築設計事務所代表取締役
1968年 東京市谷生まれ/日本大学生産工学部建築工学科(建築史山口廣研究室)卒業/第一設計入社後取締役企画設計室長を経て現在、三悦建築設計事務所代表取締役/TAAF青年部会幹事/新宿支部
河内 成司(かわち・せいじ)
東京都建築士事務所協会新宿支部、株式会社ウルテック
1967年東京都生まれ/中央校学校卒業/2010年 株式会社ウルテック設計部部長に就任、現在に至る
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