29支部長自己紹介
澤崎 宏、加藤 義道、高杉 政宏、土屋 正、米田 正彦、木村 修、木佐貫 正、山口 久男、渡辺 博明、白井 康雄、小田 哲一、井桁 正美、佐賀井 尚、末延 史行、佐藤 孝子、織本 真一郎、廣瀬 光夫、田中 正裕、鈴木 文雄、内田 晴康、宇佐美 貴士、村田 雅利、武内 敏幸、新井 一寿、岡本 栄二、岸本 豊彦、大久保 精則、鹿島 孝夫、福室 武
 新任、再任された29支部長への質問:❶支部長としての抱負。❷支部の特徴。❸次の世代に伝えたいこと。❹趣味や特技/大切にしている「もの・人・こと」/座右の銘/最近気に障ること、のいずれかについて。
 レーダーチャートは、支部活動、仕事、家庭、趣味、つきあいの5項目の重要度を5段階で答えていただいたものです。
◆千代田支部長
澤崎 宏(さわざき・ひろし)
(株)計画・環境建築
❶千代田支部長も5期目を迎え、支部の正会員も増え、活性化してまいりました。この数多い正会員数と協力会員のネットワーック生かし、支部を盛り上げたいと思います。
❷支部の役員会の時に、情報伝達会というセミナーをやっています。年1回は、研修会を開いています。また、千代田区技術者講習会も協力して開催しています。とにかく、勉強する支部です。
❸千代田区で考えると歴史と文化の継承です。これだけの地域にポテンシャルがある区はなかなかありません。このポテンシャルを生かし、まちづくりをしていきたいと思います。
◆中央支部長
加藤 義道(かとう・よしみち)
(株)カトウ建築事務所
❶この度は支部長として2期目を再任されました。1期目は何分不慣れで行政の方々や本部と支部役員の皆様に支えられて、何とか職責を果たすことができました。今期は第1ブロック会の幹事支部としての活動も求められていますので、心新たに誠心誠意、精一杯努めていく所存です。
❷中央支部の皆様は、人柄の良い方々ばかりで、和気あいあいとクラスメートのような雰囲気の中、一致団結して支部活動を行っています。今期から女性2名と若手1名が役員に加わり、さらに和やかなムードに包まれ、なおいっそうの支部の発展に寄与しています。
❸建築設計業に対する社会の認知度は、残念ながらまだまだ低いといわざるを得ません。私も機会あるごとに理解をしていただくために業務を説明しますが、なかなか浸透しない現状があります。やはりこれには事務所協会の存在感を示すために、業界内での協会会員数の占める比率を高め、周知していく弛まぬ努力を次の世代にも引続きお願いしたいと思います。
❹趣味や特技=スポーツ全般が好きですが、特に剣道は30年ほど続けていまして今年は六段審査に合格することがことができました。また、腰痛のため10年ほど止めていたゴルフを今年から再開し、改めてゴルフの楽しさを味わっているところです。
◆港支部長
高杉 政宏(たかすぎ・まさひろ)
(株)ティオーエス計画工房
❶支部長になり、あっという間に2期4年が過ぎました。忙しく支部長の仕事を勤めましたが役に立ったと思っていただければありがたいです。3期目も区への対応、さまざまな研修会、建築無料相談や区民まつりなど、ひとつひとつ丁寧な活動を心掛けて支部会員の期待に応えていきたい。
❷港支部の特徴として、まず挙げられるのは研修旅行です。国内と海外を交互に行っています。国内、海外共ツアー旅行ではできないような、建築の専門家ならではの旅行になっています。また、会員が気楽に参加できるような日帰りの研修等も増やしていきたい。
❸設計事務所は建築学科の学生の就職希望順位からするとかなり低いらしい。休日、収入等さまざまな要素があると思うが、この仕事の楽しさを若い人たちに伝えて設計事務所を志す人を増やしたい。組織事務所もアトリエ事務所も社会にとって必要で重要なものだから。
❹趣味や特技=60歳を過ぎると足腰が少し衰えた感じがします。それでも年に数回はスキーと山歩きには行きます。2泊3日でスキーに行っても滑るのは1日だったり、山歩きも軽いハイキングになってしまっていますが。仕事をしている空間と違った空間にいるだけでストレスの発散になります。
◆新宿支部長
土屋 正(つちや・ただし)
(株)土屋建築研究所
❶事務所協会は個々では力が限定される設計事務所が集結し「主体的」に動くことで、メリットを「創出」する舞台であると考えています。そうした思いを込め「建築士事務所が『輝く』環境づくりに寄与する」という基本理念のもと支部活動を行っていきます。
❷新宿支部の特徴は3つあります。
①都庁があり協会の本部がある区としての自負と視野を持つ支部であること。
②支部活動においても本部活動においても、力を発揮できる人材が抱負に所属していること。
③大中小のさまざまな規模の事務所がバランスよく所属し、同好会活動など相互交流が活発であること。
❸プロになる早道は結局「量をこなすこと」です。比叡山の「千日回峰行」を例に出すまでもなく、どんなジャンルの世界でも、1,000日あるいは1万時間を真剣に取り組む先に初めて見える風景があります。「量」は必ず「質」に変化するということを信じてください。
❹趣味や特技=トライアスロンにはまっています。最近はロング(スイム:3.8km、自転車:180km、ラン:42.195km)を中心に年2〜3回レースに参加しています。ウィークデイの週4日は朝練。休日は家族サービスの合間にランニングをこなしながら、今年は佐渡のトライアスロンがメインレースです。
◆文京支部長
米田 正彦(よねだ・まさひこ)
(株)ATELIER FOLIUM 一級建築士事務所
❶支部の伝統を継承し、ますます発展するよう努力します。技術研修、会員交流、情報発信、会員増強、地域貢献、事業創出の6つのテーマを掲げています。支部会員、ブロック会、本会とのつながりを大切にし、また会に利益となる多様な交流も進めてゆきます。
❷実績と経験が豊富な事務所ばかりで、建築士事務所経営面で勉強になります。
❸「建築士」+「事務所」という、社会から二重のお墨付をもらっている「建築士事務所」。この「建築士事務所」とは何なのか、一般社会における認知度は高くないように思われます。「建築士事務所」の社会的認知度が高まれば、「建築士事務所」の価値が増幅されます。
❹趣味や特技=読書、トレッキング。大切にしている「もの・人・事」=好きな本、収集物(石他)、友人。
◆台東支部長
木村 修(きむら・おさむ)
(株)パッソン一級建築士事務所
❶建築士事務所としての社会アピール(台東区内で! )する。支部内の事務所間の親睦を計る。支部活動に全支部員が参加するようにする。
❷下町台東なので人と人のつながりが重要である。支部員が一体となって事業を推進する。若手・熟練者が共に活動できる。
❸自己研鑽でスキルアップして次世代を背負て立つ。何事も慎重にトライし、反省し、挑戦していく。
❹座右の銘=初志貫徹。何事も慎重に計画を立て方向性を定め、目標を絞って突き進むことが重要である。
◆北支部長
木佐貫 正(きさぬき・ただし)
(資)木佐貫一級建築士事務所
❶会員親睦を第一に考えます。活動としては、北区と連携して耐震診断と補強工事の推進、空家等対策での北区並びに異業種協会との連携推進。結びに、専門家集団の知識、見識の向上を目指したいと思います。
❷ 1. 団結力。2. 独自の研修会。
❸仕事は誠心誠意を持って行い、専門家としての誇りを常に持って切磋琢磨していただきたい。
❹趣味や特技=映画鑑賞、パソコンでのゲーム。大切にしている「もの・人・事」=会員との会話。座右の銘=誠心誠意。
◆荒川支部長
山口 久男(やまぐち・ひさお)
(株)皐月建築事務所
❶支部長として会員とともに職能倫理や知識の向上を図りながら、支部活動を通じて荒川区民の安全安心の手助けのなること。
❷私の知る限り荒川支部は下町の良さを失わず家族的なところが特徴として代々受け継がれています。
❸完璧な建築士ではなく、人情味豊かな建築士を目指して欲しい。
❹座右の銘=「一期一会」。支部活動を通して人との出会いを大切にしたい。
◆品川支部長
渡辺 博明(わたなべ・ひろあき)
(株)勝栄工務店一級建築士事務所
❶品川支部は、現在28事務所ですが、品川支部会員事務所みなさまの協力を得て、1社でも多くの新しい事務所を増やしたいと考えています。
そのためには、魅力ある各種講演会・見学会・研修会・情報発信などを企画開催し、情報提供の場をつくり、入会して満足していだける支部にしたいと考えています。
❷品川支部の特徴は、協調性と結束力のある支部です。また、活動として、毎週品川区役所内での相談会、年2回の地域イベント等により地域貢献に根指した活動をしています。恒例になっている新年会は、品川区の行政の方、国会議員の方、都議会議員、区議会議員をお招きして、会員事務所の協力により二胡の演奏を楽しんでいただくイベントを開催しております。
❸事務所協会の活動を通し、仕事では得られない人間関係を大切にし、社会貢献をしていただきたい。
❹趣味や特技=身体を動かすとことで、週2回の水泳と最近ヨガをやり始めました。
◆目黒支部長
白井 康雄(しらい・やすお)
(株)三京建設一級建築士事務所
❶目黒支部は23区の支部の中で最小の支部ですので、なんといっても会員増強のために頑張り、大切な仲間を増やしたいと思います。
❷支部会での全員の出席率が高く、アットホームな雰囲気で活動をしています。目黒区と連携して目黒区役所で月に1度の建築無料相談会を行っています。
❸利他の精神により、建築士として地域に貢献できることを一緒に考えたいと思います。
❹座右の銘=公明正大。
◆大田支部長
小田 哲一(おだ・てつかず)
小田建築設計事務所
❶団体の大きな役割として「還元」や「奉仕」といったことがらを、決して忘れてはならない大切なことと常に思っています。支部の活動を通して微力ながら実行していきたいと思います。
❷大田支部は大田区と強い協力関係を保ちながら、区民の方々の良き相談相手として、区と共に建築関係分野においてさまざまな形で参加、協力していくことを支部活動の中核としていることが支部の特徴といえましょう。
❸よく解体中の建物を見かけますが、「なぜ」とか「もったいない」と感じる時がよくがあります。すべてを残すことはできないにしても、新築時に部分的にでも取り入れたりまた再生したりして、古き匠の技をできるだけ残してほしい。
❹趣味や特技=運動というより動き回ることが好きなのですが最近は息切れのため思うような運動ができず、残念やら悔しいやら。サッカーやフットサルは無理となり、現在は軟式野球で奮闘中。私にとって運動は趣味であると共に大切な事柄でもあります。
◆渋谷支部長
井桁 正美(いげた・まさみ)
オルカ一級建築士事務所
❶今年、支部長役を拝命したばかりで、歴代の立派な支部長のようになれるか不安ですが、私は支部長及び事務局は会員のサポート役であると考えており、会員が会の活動から業務の活動に至るまで円滑に活動できるようお手伝いをしたいと考えています。
❷渋谷支部は和気あいあいといている一方、結束力と行動力があり、年間いくつもの大きなイベントを毎年会員のために開催しています。また、渋谷区とも良好な関係にあり、共同で耐震の啓発活動や区内の建物の耐震診断、耐震計画など耐震化に協力しています。
❸真面目に遊べ! 遊びだからといって気を抜たり、手を抜いてはいけません。遊びも真剣に取り組めば必ず人生にプラスになるはずです。
❹座右の銘=江戸中期に商人から思想家になった、日本的経営の始祖、石田梅岩が、説いた「誠実・勤勉・正直」という言葉に感銘し、梅岩は商人のために説いた言葉ではありますが、私が建築士として目指すものはこれだと思い、寝室に掲げて朝晩復唱しています。
◆世田谷支部長
佐賀井 尚(さかい・たかし)
一級建築士事務所(有)尚建築工房
❶今回初めて支部長になりました。わからないことだらけですが、徐々に進んで行こうと考えています。さて、建築士事務所協会という組織は、加入したからといってすぐに仕事が増えるというものではありません。では、どんなメリットがあるのかなと考えると、それは情報であると考えています。たくさんの人、たくさんの組織の人たちに出会い、そこでさまざまな情報を集められる。これこそが最大のメリットだと考えています。そんな情報を共有できる支部になれたらなと思っています。
❸建築の設計とは何か? これはやはり自分の好きな建物をつくるという作業だと考えます。そのためには何が必要なのか? どうすればよいのか? ということがなかなか見つからないかもしれません。それには、好きな建物を探すことだと思います。それには、いろいろなものを見て(建築だけでなく)感じて、そして表現することだと思います。簡単な作業ではないですが、挫けずに続けることが大切だと感じています。
❹趣味や特技=趣味といえるかどうかわかりませんが、ここ何年かは草刈りです。私の実家は栃木県足利市小俣町という田舎町です。そこに両親の土地がいくつかあり、今はただのノッパラになっています。そこを毎年草刈十字軍と称して、友人の手伝いを借りて毎年、春、夏、秋と草刈にいそしんでいます。夏はヘロヘロになりますが、自然と闘った勝手な満足感に酔っています。当然ながら、その後のビールがうまいこと、本当に酔ってしまってますが……。
◆中野支部長
末延 史行(すえのぶ・ふみゆき)
(有)ケアデザインステーション一級建築士事務所
❶私は、当会顧問であった池原義郎に30年ほど師事し、その後独立。池原は本年5月に帰らぬ人となりました。別に、昨年より東京都木造住宅耐震診断登録事務所協議会(都耐協)の代表幹事を拝命。当会と両方の立場から、木造住宅の耐震化(グレーゾーン含む)、インスペクション(住宅のカルテ)、空家の活性、軟弱地盤等の問題に取組みます。
❷中野支部は、当会名誉会員五味さんが、警大跡地の大規模再開発に尽力されている。支部例会等へ積極的に参加いただき、中野の今後への貴重な意見をいただいています。人口密度が高く、狭隘道路が多い、不燃化特区が多い中野をよりよくすべく、支部会員が熱心に取り組んでいます。
❸スクラップアンドビルドからストックの時代への移行、少子高齢化を迎え、地方では限界集落加速が進行する。都心への一極集中が進む傾向に転換をアンカーし、将来する小さくても恵まれたこの国へ舵を取る力をつけてほしい。里山・インフラ・植林は縮小し、自然に返すのか。それには先人の知恵を参照すること。
❹大切にしている「もの・人・こと」=池原義郎の建築活動に関わって、担当した作品の詳細図面と写真及びスケッチ等をもとにして、そこに込められた意図・言葉・アフォリスムを個々に振り返り、その多様な建築空間・時間表現を今の私なりにまとめ、建築にはこのような考え方もあるのだと次の世代に伝えたい。
◆杉並支部長
佐藤 孝子(さとう・たかこ)
一級建築士事務所(有)インターフェース
❶2期目を務めることになりました。一人でも多くの会員が支部活動に参加して貰えるよう、会員増強に繋がるよう、会員の得になる『魅力ある支部づくり』を目指して、微力ながら努力して参ります。会員相互の交流を大事に、地域や行政や関係団体との連携を大切に図りながら、執行部全員で活動して参ります。
❷住宅を主体とする杉並は、地域に密着して業務を展開している会員が多く、地域と行政と良好な関係で活動しているのが支部の伝統です。支部の受け皿の設計協会では、区内の建物の安全・安心に貢献し、行政に寄与しています。建築三会で杉並建築会を立ち上げ、杉並区と「まちづくりに関する協定」を結び活動しています。
❸誰しも何か行動をしたとき、「これで良かったのか」と思うことが少なくないと思います。
 社会の中で、人と関わり、助け合い、時には迷惑を掛け合い生きてます。仕事でも、家庭でも、友人でも良い関係を築くためには、素直に言える「ありがとう」が、人間関係を円滑にする魔法の言葉だと思います。
❹大切にしている「もの・人・こと」=東北の詩人吉野弘さんの『祝婚歌』は、姪御さんの結婚のお祝いに詠んだ詩で、人間の弱さや優しさや人と関わって生きることの意味を詠んだ素晴らしい詩です。なかなかこのようにできませんが、折に触れて思い出しては読み、気持ちが楽になる優しい詩を私は大切にしてます。
◆豊島支部長
織本 真一郎(おりもと・しんいちろう)
(株)織本総合建築設計
❶平成11(1999)年から平成17(2005)年までの3期6年、支部長を務めておりましたので、2度目になります。再任はお断りしたのですが、支部役員全員の総意ということで努めることになりました。お引き受けしたからには、過去の経験を活かして努めなければならないと思っています。前任の時と比べて、支部の事業が増えていますが、副支部長さんの人数も増えて充実しています。そこで副支部長さんの全員が支部事業を担当し、その責任者となっていただきました。このようにして役員全員が一丸となって支部運営を行っていきます。
❷豊島支部は第4ブロックの中では会員数がいちばん多く、3月31日現在で62事務所の正会員と16社の協力会員がいます。その半数近くは池袋という副都心に事務所を構えています。豊島区は2年前に区の庁舎を新築・竣工させ、上階に分譲マンションを併設することにより、建築費を無料としたことで注目をされました。現在はその跡地にオフィスを併設した大劇場を建築中であり、こちらも現在注目を集めているところです。
❸今回2度目の支部長を務めることになったのは、支部の中で人材が育っていなかったことにあります。在任中に真っ先にやらなければならないことは、人材を育てることであり、次世代にバトンタッチをする環境を創ることにあります。役員の中でも後継者が育っていない事務所が多くあります。建築事務所の業務も変化をみせている中にあって、将来の建築事務所が社会の中で如何にあるべきかも同時に考える時期がきていると思われます。
❹大切にしている「もの・人・こと」=私は、豊島支部長の他に目白交通安全協会の会長をはじめとして多くの役職についております。これらはすべて無報酬のボランティアの組織としての活動です。その原点にあるのはライオンズクラブの活動です。そして、それらに共通しているのは「人」です。これらの活動の中では同じ人と別の組織で顔を合わせることがあります。多分これらの人びとのとは、私と同じ考え方(社会への奉仕)があって活動しているのだろうと思います。他方、こうした考え方があることによって結果として、仕事にもプラスにもなっていると思います。
◆板橋支部長
廣瀬 光夫(ひろせ・みつお)
(株)広瀬建築設計事務所
❶今まで仕事を通して色々な方とふれ合い、勉強をさせていただきました。還暦を迎えて少しでも自分に蓄積された物を社会に役立てることができればと支部長を受諾しました。会員の方のみでなく一般の方にも役立てる支部長を目指します。
❷支部員で役所に指名参加を提出している方は非常に少ないのですが、建築無料相談や耐震アドバイザー派遣などの地域貢献には皆さん積極的に参加しています。もちろん地域貢献の後はノミニケーションです。
❸どんな仕事でも創造すべきことがあります、仕事をこなすのではなく、創造する仕事をして下さい。これからは特にリノベーション・コンバージョンと、いままでの建てるだけの仕事よりも、より多くの創造性を必要としています。
❹趣味や特技=読書、釣り、ゴルフ、スキー、野球、テニスなど好きなことは多いかもしれませんが、仕事にかまけて本気で取り組んだことがありませんそろそろ本物の趣味を見つけ、趣味を通じた人間関係をつくっていきたいと思っています。
◆練馬支部長
田中 正裕(たなか・まさひろ)
(有)櫂建築設計事務所
❶支部長を仰せつかって5年目に入りました。少し業務にゆとりが持てるようになりました。このごろ、設計事務所に対しての苦情が何件かあり建築士としての品位と道徳観を支部会員に求め、また徹底していきたいと考えております。
❷最近3社の新規入会がありました。支部の会員年齢は高齢化してますがベテラン会員の経験を尊重し、新しい考えを上手に取り入れ、たいへん団結力の強い支部だと思っております。
❸設計のためのツールは格段に進歩しましたが、建築デザインの完成度を高めるのは個人個人の能力によるところが大きいと思います。常にいいものを見て、体験して自己研鑽を積み重ねていっていただきたいと思います。
❹趣味や特技=事務所の近所にあるライブに音楽を聴きに行く。劇場で映画を観る。
◆墨田支部長
鈴木 文雄(すずき・ふみお)
(有)鈴木設計一級建築士事務所
❶支部長として6年目を迎えて振り返ると、思うことが何ひとつできていないと感じます。今年度の墨田支部は3つの委員会を設立し、「老朽マンション」、「空き家」、「災害時の対応」について、区も交えた検討を行います。2年後の支部設立50周年に向けて町に誇れる体制づくりを進めていきます。
❷新規事務所が少ないことと地に根差した小規模事務所が多いことで良いか悪いか顔ぶれが変わらない。ほとんどの方が「熱しやすく冷めやすい」、「人はいいが口が悪い」、「お祭り好き」、「とにかく飲む」……と聞くと近寄りがたいですが、実はいい人ばかりで、僕はみんなが大好きです。
❸仕事も遊びも、楽しく正直な姿勢で取り組みましょう。
❹趣味や特技=先日の青年部会の打ち上げで3年ぶりにギターを弾きました。もう一度、本格的にやりたいですね。
◆江東支部長
内田 晴康(うちだ・はるやす)
株式会社内田建築事務所
❶支部長2期目となりました。以前から支部役員の方々と古い建物を見学する機会が多くなりました。古い建物を見るとなにか落着きます。古き良き時代の風景を想像するのも楽しみで、TV番組の百年名家をよく見ます。今年もどこか見学したいと思っています。
❷江東支部は各役員が協力し支部の運営を行なっています。支部行事、江東区総合防災訓練、(模擬建物の応急危険度判定訓練)区民まつりに参加、建築ふれあいフェアなどの行事、見学会などへの参加、諸問題解決が支部員の和をつくりました。
❸自然をつくりたい。江東は震災戦災で焼け野原。現存する木造茅葺きの住宅は1軒のみ。区民の好きな木場公園は多くの材木商、製材所を移転しつくられました。水彩都市江東ですから川公園が連なり塩の道が整備されましたが、オリンピックを期に多くの自然を望みます。人工でも。
❹趣味や特技=趣味は写真、危険でない登山、ハイキング。富士山は未登頂です。関東では日光白根、至仏山、尾瀬のような湿原が好きです。夏山が涼しくてお盆休みには必ずどこかの山に登っていました。風景、高山植物、昆虫、鳥、動物、被写体がいっぱいです。
◆葛飾支部長
宇佐美 貴士(うさみ・たかし)
宇佐美一級建築士事務所
❶今年から支部長として3期目なります。会員のために何ができるのか常に考えているつもりですが、思うように活動が伴っているとはいえないのが現状です。とにかく元気な支部にすることが私の目標です。
❷葛飾区は古い木造家屋が多く、なおかつ密集して建っているため、災害対策に関する区民の意識は高いと思います(特に耐震)。このため葛飾支部は耐震診断・改修設計に毎年多くの実績を積んできました。おかげでわれわれの耐震スキルはかなり向上したと自負しています。
❹趣味や特技=ゴルフが好きですが、そろそろ道具に頼る時期が来たのかもしれませんね。
◆足立支部長
村田 雅利(むらた・まさとし)
(株)村田建築事務所
❶2期目として改めて責任の重さを感じています。支部活動・研修会・懇親会など会員全員が参加してもらえるように、執行部の皆さんと支部発展のために活動してまいります。また、会員の輪が広がるように会員増強にも力を入れたいと思います。
❷耐震出前相談会(年40回程度)、住まいの相談会、研修会、懇親会を主として支部の活動をしています。会員同士が支えあい活動する、とても温かい支部です。
❸人間関係を無視しては個人は成り立たず、自分の意見や考えと違う人とコミュニケーションをとって、協力できる価値観を持ってもらいたい。ぜひ、青年部会にご入会を<m(__)m>。
❹最近気に障ること=スーパーでの買い物の際、レジで横入りされたこと。
◆江戸川支部長
武内 敏幸(たけうち・としゆき)
(株)中野文一設計事務所
❶江戸川支部所属の事務所は所員数1〜3名の事務所が大半を占めています。事務所協会の存在意義を明確化し、区と連携して支部事業の活性化に努めていく所存です。また会員交流の場を多く設け、会員増強に努めていきたいと思います。
❷江戸川支部は2カ月ごとに拡大役員会と称して約7割の会員が一堂に会して会議を行い、終了後には懇親会を開催しています。生まれ育った江戸川区の安全・安心なまちづくりのために何ができるか! を肴にして一杯やるのが江戸川支部のいいところです。
❸支部の会員の中にも、世代交代の時期が到来している事務所が多い。サラリーマン化する設計事務所の業務も、ものづくりの原点は変わらない。いつまでも夢を追いかけ、ものづくりに邁進してきた先人(親)の後姿を見て、同じように夢を追いかけて欲しい。
❹座右の銘=温故知新「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師となるべし」設計に携わって35年が経つが、いつも壁にぶつかると思い出す言葉。設計士(師)の責任が重く圧し掛かる昨今、いつも心に留めておきたい言葉である。
◆西多摩支部長
新井 一寿(あらい・かずひさ)
新井設計(株)1級建築士事務所
❶会員増強と会員事務所の所員を含めた交流が、次世代への継続との思いで楽しく活動をしたい。
❷西多摩支部は、青梅・羽村・福生・あきる野の4市、瑞穂・奥多摩・日の出の3町、檜原村で構成され、所属会員のいない地域もあります。各行政へは、その地域所属会員が中心で対応し、全会員一丸となって運営しているのが現状です。所帯が小さいため、会員相互はフレンドリーな関係です。
❸地域的に仕事の絶対量は少ないが、まちづくりの一員として、その質を高めるためには設計者としての観点が必要。組織として継続し活動できるものとすることに、活路があるのではないか。
❹趣味や特技=趣味は、昔はカヌー・川遊び・登山、今は、旅行・野菜づくり・ゴルフ、でも川遊びが大好き。
◆八王子支部長
岡本 栄二(おかもと・えいじ)
岡本建築設計事務所
❶2期目の支部長として、身の引き締まる思いです。会員と共に職能倫理や知識技術の向上を図りながら、支部活動を通じ八王子市民の安全、安心の手助けとなることが最も大切で重要なことと考えています。
❷東京郊外にあり四季を感じながら生活できる数少ない好環境にある支部です。会員数は全盛期より少し減りましたが、多数の賛助会員にも助けられ、講習会、勉強会、討論会、夜の宴会、昼のレクリエーション等々、満喫しています。
❸いつの世も同じですが、誰しもいつかは自分の次の世代に助けられるときが来る。そのときまでに各人が「次の世代者」たちを育てること。
❹趣味や特技=ランニング。
◆町田支部長
岸本 豊彦(きしもと・とよひこ)
(有)岸本建築企画
❶支部会員等々の支援を受け1期目を乗りきることができました。支部長2期目に入り、新たに重責を感じています。20事務所に満たない支部ですが、支部活動は活発にやってます。その継続が会員増強につながると信じています。
❷町田支部は、横浜、相模原市に隣接し東京会以外の情報も入りやすく、また必要な地域です。したがって、支部は、神奈川会とも親密にお付き合いしています。支部活動(十日会)は、建築見学会、法令セミナー、商品セミナー等々を随時行っています。また、町田市と共に耐震診断、空き家対策について相互の協力関係を締結しています。
❸建築が経済活動に追われ無駄のない(省エネ)建築が問われてる中、魅力ある建築を取り戻すことが、職種の回復及び会員増強のきっかけになるので、会員同志、出会いを大切し、人と人のつながりを大事にしてほしいです。
❹趣味や特技=山歩き。大切にしている「もの・人・こと」=友人。座右の銘=格言は持たない。最近気に障ること=安全保障関連法案。
◆立川支部長
大久保 精則(おおくぼ・きよのり)
(株)大久保建築事務所
❶建築士法をはじめ建築基準関係法令の勉強会に加え、今期は「倒壊シュミレーション」の勉強会を継続開催したいと考えています。また会員相互の親睦をはかるため、例会の後には懇親会をしっかりと行ないたいと思っています。
❷立川市、国立市、国分寺市、日野市、昭島市、武蔵村山市、東大和市の7市と建築無料相談会や木造住宅耐震診断等の協力により、各行政との意思疎通及び信頼関係を保ちつつ、市民の身近なアドバイザーとして当協会並びに立川支部の認知度を盛り上げています。
❸現代の若い人たちは、パソコン、スマホ、ゲーム等により、人と接する機会が少なくなっているように感じます。もっと外へ出て自然に接し環境の大切さを知り、もっと人に接し思いやりの大切さを知り、相手の立場や自然環境を尊重できる人間に育ってほしいです。
❹趣味や特技=バイクが趣味です。大型バイクを手放すという家族との約束で、前期支部長に就任しました。この約束は今期も継続中であります。とりあえず今は、手元に残ったTOMOSという原付バイクで現場監理の足として風を切って(!?)走っています。
◆南部支部長
鹿島 孝夫(かしま・たかお)
鹿島建築設計事務所
❶事務所協会に加入していることが、無駄だと思われないような、魅力ある会の運営をいつも考えていたい。そして、建築士事務所が進んで入りたいと思う南部支部にしたいと考えています。
❷一般会員も参加し意見の言える開かれた役員会を行っています。親睦旅行では、正会員、協力会員と共に世界の遺跡や街並みを見学し、同じ時間を過ごし、思い出を作っています。
❸Don't worry, be happy.
❹趣味や特技=奉仕活動。大切にしている「もの・人・こと」=誠意。座右の銘=Take it easy。最近気に障ること=勘違いしている政治家。
◆北部支部長
福室 武(ふくむろ・たけし)
一級建築士事務所ふくむろ建築設計事務所
❶一般社団法人東京都建築士事務所協会北部支部の会員が高い倫理を持ち地元管轄地域に根付いた建築のスペシャリストとして安心・安全のもと、耐震化・街づくり・建物づくりに携わっていきたいと思います。
❷北部支部は6市(武蔵野市・清瀬市・西東京市・東久留米市・小平市・東村山市)と建築指導二課を合わせて7行政の広い地域を担当しており、支部員の方々には担当地域を受けもっていただき、各行政に対してきめの細かい対応をしております。
❸建築に携わっている人たちの出会う場所として一般社団法人東京都建築士事務所協会を利用していただきたいと思います。また、この会には多くの知識をもった会員が在籍していることもお伝えしたいと思います。
❹大切にしている「もの・人・こと」=いろいろなことに対して時間を大切にしたいと思っています。