青年話創会2023参加報告
倉部 広大(東京都建築士事務所協会青年部会・新宿支部、株式会社三悦設計)
討論会会場風景。
討論会後の総括。
懇親会。
 2023(令和5)年10月12日に米子ワシントンホテルプラザにて「青年話創会2023鳥取・島根大会」が開催された。
 青年話創会は各都道府県の事務所協会に所属する青年世代が一堂に会し、各会の青年世代の活動内容や、今後の活動について話し合う会である。
 今回の開催テーマは「八百万の神が集う地で想いを紡ぐ~そして全国へ~」となり、テーマに沿って、参加人数約160名の中で開催された。
 はじめに、主催者挨拶を日本建築士事務所協会連合会の児玉耕二会長、開催県会長挨拶を鳥取会の井手添誠会長、島根会の矢野敏明会長から挨拶があった。
 話創会の討論テーマは「青年部設立・活動におけるメリット及び組織の可能性について」。今年は1テーブルに約15名の参加となり、討論というよりは各自がどういった理由で今回参加したのか、所属する県においてどういった活動をしているか、青年世代としてどういったことをしたいか。といったことを話す程度で、時間は経過した。
 毎年話に上がる内容ではあるものの、青年部があることによって同世代の業務の関係を超えた繋がりができるのは大きなメリットといえる。県によっては青年の数が少なく、活動ができないという意見もあるが、話創会などの機会を生かして隣県の青年と交流するなどで情報交換や相談をできる相手を増やしてほしい。
 討論後には日事連青年部会連絡会議の本澤崇主査と中四国ブロック協議会青年部の村田正道会長より総括、最後に次年度開催予定の福井会青年委員会の出村洋一委員長より閉会の言葉があった。
 話創会後には懇親会が開催された。美味しい食事と地酒をいただきながら参加者は楽しい時間を過ごした。
 開催に当たって、尽力された話創会実行委員会の皆様に感謝するとともに、来年の話創会で再会したいと思う。興味のある方はぜひ来年の福井大会に参加していただきたい。
 また東京会においても3月に関東甲信越ブロック青年世代の交流会の開催を予定しており、こちらもぜひ参加していただきたい。
倉部 広大(くらべ・こうだい)
東京都建築士事務所協会青年部会副部会長・新宿支部、株式会社三悦設計構造設計室 1987年東京都生まれ/2008年 日本工学院専門学校卒業/2008年(株)ビームス・デザイン・コンサルタント入社/2020年(株)三悦設計/現在、同構造設計室室長