東京都建築士事務所協会への新入会員を迎えて、本年度2回目の新会員・特別会員・賛助会員懇談会・交流会が、2016年2月9日(火)に本部会議室において開催された。新会員8名のほか、本部役員、事務局など、計30名が参加した。
本部会議室を用いての本会は、事務所移転後初めてで、3室の間仕切りを取り払っての広々とした明るい空間で行われた。一般会員が会長・副会長・理事の方々と意見を交わす機会は非常に少ない中、声をじかに聞くことができる貴重な場だ。また、このような広い会場を自前で設けられるのは「経費削減」の観点からも大きい。
・交流力を発揮して、支部に足を運んでいただき、役をやっていただきたい。いろいろな情報が広がります。
・2015年6月25日に建築士法の改正がありました。われわれと関係が深いのが告示15号の設計監理報酬の件で、普及活動をしているが努力していかなければなかなか一般消費者の考えを変えることができません。
・建築士事務所の処分問題は調査・事情聴取をきちんとするよう申し入れて実現しているので、いい方向に行っていると思います。
・杭の改竄の問題もわれわれの委員会で掘り下げ、勉強もしていきましょう。
・賛助会員会130社ともコンタクトを取り合い、レベルアップにつながればと思う。
これからも協力し合い、仲間としてこの会を盛り上げていこうとの会長挨拶に続いて会長代行、副会長、専務理事、理事の自己紹介がなされた。
事前に行ったアンケートでは入会の動機はやはり、「業務につながると思った」と「業界の情報収集」が多い。また、苦情解決等と複雑な時代背景も垣間見える。
新会員からの意見としては、
・法改正にて、設計事務所の作業量が増え、判断が難しい内容も増えてきた。講習会などで、解説をお願いしたい。
・実際の設計業務以外を円滑に進めたい。この部分を勉強できたら……。
・人材確保に苦労している。情報交換できたら……。
・耐震診断事業の比較検討という項目があったが、閲覧が可能なら見てみたい。
などがあり、今後の協会活動のヒントとなるものも多かった。多彩な要望や活発な意見が出され、最後に大内会長が力強く今後の取り組みと意気込みを語り終了となった。
会長挨拶に続き、日本建築士事務所協会連合会のワーキングのために遅れた加藤昇副会長の挨拶があり、新会員と役員の記念撮影。
会員委員会の副委員長である陰山日出也理事の発声による乾杯の音頭で、歓談となる。
新会員の声を拾うと、「今日は緊張しました」、「話しやすい方ばかりで、親切に声をかけていただいて心強いです」、「先輩たちの話が聞けて参考になります」、「これから貢献していきたい」等の感想を聞くことができた。
宴たけなわの中、新会員の自己紹介(先輩たちのつっこみに笑いが絶えなかった)に続き、ブロックごとの紹介、賛助会のPRで会場は和やかに盛り上がった。
竹松和利副会長の閉会の辞でお開きになる。今回の新会員は若い方が目立ち、青年部にすでに数名が入会見込みだとか。多くの催事に積極的に参加して活躍してほしい。
第1部 懇談会(15:30〜17:00)
会長挨拶要約
・現在、仲間は1,500社ほどです。入った以上は何かを得ていただかないと意味がありません。情報をいち早く提供するのが役目だと思っています。会長挨拶要約
・交流力を発揮して、支部に足を運んでいただき、役をやっていただきたい。いろいろな情報が広がります。
・2015年6月25日に建築士法の改正がありました。われわれと関係が深いのが告示15号の設計監理報酬の件で、普及活動をしているが努力していかなければなかなか一般消費者の考えを変えることができません。
・建築士事務所の処分問題は調査・事情聴取をきちんとするよう申し入れて実現しているので、いい方向に行っていると思います。
・杭の改竄の問題もわれわれの委員会で掘り下げ、勉強もしていきましょう。
・賛助会員会130社ともコンタクトを取り合い、レベルアップにつながればと思う。
これからも協力し合い、仲間としてこの会を盛り上げていこうとの会長挨拶に続いて会長代行、副会長、専務理事、理事の自己紹介がなされた。
新会員自己紹介
いよいよ新会員8名による自己紹介である。ブロック別内訳は、第1ブロック3名、第2ブロック1名、第4ブロック2名、第6ブロック2名で、構造、設備、ゼネコンの設計部門、不動産業と多彩だ。事前に行ったアンケートでは入会の動機はやはり、「業務につながると思った」と「業界の情報収集」が多い。また、苦情解決等と複雑な時代背景も垣間見える。
協会機構等の説明
前川秀則専務理事より、機構図を参照しながら、協会の組織構成の説明があり、6常置委員会の各委員長や担当理事が、その活動内容や役割を説明した。
意見交換会
まず、アンケートに上がった件の解説から始まった。困った時の指導委員会や福田春政顧問弁護士への相談、HPの活用や、スマホなどでも記事を見られる「コア東京web」にコア東京本誌からQRコードで入れること。タイムリーな情報発信のための仕組みをつくっている最中であることなどを説明。会員であれば無料で使える業務管理ソフト(JAAF-MST)等々が紹介された。新会員からの意見としては、
・法改正にて、設計事務所の作業量が増え、判断が難しい内容も増えてきた。講習会などで、解説をお願いしたい。
・実際の設計業務以外を円滑に進めたい。この部分を勉強できたら……。
・人材確保に苦労している。情報交換できたら……。
・耐震診断事業の比較検討という項目があったが、閲覧が可能なら見てみたい。
などがあり、今後の協会活動のヒントとなるものも多かった。多彩な要望や活発な意見が出され、最後に大内会長が力強く今後の取り組みと意気込みを語り終了となった。
第2部 交流会(17:20〜18:30)
第1部出席者に、ブロック代表、支部長、賛助会員、事務局が加わり、合計67名での交流会となる。会場は同じく本部会議室。前回まではホテルやお店に移動して開催していたが、前述のように広い会議室が使えるのだ。参加者は皆会員なので、前述のように「経費削減」は「会費の有効利用」にもつながるわけだ。会長挨拶に続き、日本建築士事務所協会連合会のワーキングのために遅れた加藤昇副会長の挨拶があり、新会員と役員の記念撮影。
会員委員会の副委員長である陰山日出也理事の発声による乾杯の音頭で、歓談となる。
新会員の声を拾うと、「今日は緊張しました」、「話しやすい方ばかりで、親切に声をかけていただいて心強いです」、「先輩たちの話が聞けて参考になります」、「これから貢献していきたい」等の感想を聞くことができた。
宴たけなわの中、新会員の自己紹介(先輩たちのつっこみに笑いが絶えなかった)に続き、ブロックごとの紹介、賛助会のPRで会場は和やかに盛り上がった。
竹松和利副会長の閉会の辞でお開きになる。今回の新会員は若い方が目立ち、青年部にすでに数名が入会見込みだとか。多くの催事に積極的に参加して活躍してほしい。
中田 千恵子(なかた・ちえこ)
一級建築士事務所ハウジング工房代表、東京都建築士事務所協会北部支部支部長・編集専門委員
1953 年東京生まれ/インテリア設計事務所スペース201、日研学院講師を経て現職
1953 年東京生まれ/インテリア設計事務所スペース201、日研学院講師を経て現職
安田 浩司(やすだ・こうじ)
建築家、アーキテム・安田計画設計室、東京都建築士事務所協会編集専門委員、渋谷支部
1954 年生まれ/ 1978 年 東京デザイン専門学校卒業
1954 年生まれ/ 1978 年 東京デザイン専門学校卒業
記事カテゴリー:東京都建築士事務所協会関連
タグ:新会員