令和5年 墨田支部新年賀詞交歓会
墨田支部|令和5(2023)年2月1日(水)@東武ホテルレバント東京
鈴木 文雄(東京都建築士事務所協会研修委員会委員長・会誌専門委員会委員長・理事・墨田支部副支部長、有限会社鈴木設計一級建築士事務所)
参加者ほぼ全員の記念撮影。
 今年からは「元通りの活動を取り戻す」という決意を込めて、一般社団法人東京都建築士事務所協会墨田支部、並びに、一般社団法人すみだまちづくり協会の合同新年会を通常通りに開催した。
 来賓の方々の欠席は仕方がないものと覚悟して案内をお送りしたが、結果として全員のご臨席をいただき、参加者がウィルスが蔓延し始めた令和2(2020)年1月の新年会を上回ったことに驚きと感謝の気持ちでいっぱいとなった。
 中平守墨田支部長、臼井勝之副会長の挨拶の後に、山本亨墨田区長、木内清墨田区議会議長、黒田正行東京消防庁向島消防署予防課長にご祝辞をいただき、一般社団法人すみだまちづくり協会の代表理事で墨田支部の笠貫曻副支部長の乾杯により宴席が始まった。
 感染症の影響は何もなかったかのような賑わいで、3年間の穴埋めを取り戻すかのような歓談や名刺交換が繰り広げられ収拾がつけられず困惑したが、再出発の微笑ましい光景として嬉しく捉え、静かに見守ることにした。墨田支部の所属する第5ブロックからは8名、第3ブロックからは臼井副会長を含め5名もの臨席をいただいた。一団体で複数名の参加をいただいたところも多く、来賓数が激増した反面、支部会員の参加が減ってしまっていることに3年間の活動自粛の影響を強く感じた。2月、3月開催の「すみだ耐震化フォーラム」や「構造研修会」を足掛かりに、支部に気持ちを向け直してもらうように努力し、元通りの姿を取り戻していきたいと思う。
 この会の開催準備は、まずは思い出すことから始めなければならず、感覚も鈍っているため手落ちやミスが見られた。3年間のブランクは予想以上に大きい。今年の開催を見送っていたら来年はどうなっていたことか……。また、これまで余興でお願いしていた踊りや演奏の方々の活動停止など、さまざまな分野に影響が広がっていることも実感した。
 しかし、ここからは復興。今回の宴がみなさまの活力になったことと信じ、その勢いを持って共に頑張りましょう。
 今年は、向島支部発足80周年、本所支部発足78周年、そのふたつの支部が合併した墨田支部は54年目。この歴史に恥じないよう精進するとともに、次年度からのブロック幹事として、5ブロック各支部のみなさまと深い連携を取り盛り立てていく所存です。今年もどうぞよろしくお願いします。
鈴木 文雄(すずき・ふみお)
東京都建築士事務所協会理事、研修委員会委員長、会誌専門委員会委員長、墨田支部、有限会社鈴木設計一級建築士事務所
1984年 東海大学建築学科入学/1987年 同校中退、東京デザイナー学院建築デザイン科入学/1989年 同校卒業/有限会社鈴木設計一級建築士事務所入社、現在に至る