令和7年度文京支部研修旅行記
文京支部|令和7(2025)年3月14日(金)@軽井沢
宮崎 耕介(文京支部副支部長、一級建築士事務所studio momonga)
軽井沢高原教会。
軽井沢千住博美術館。
 文京支部研修旅行として、長野県軽井沢を訪問した。
 近代から現代までの教会建築と美術館建築を見学することにより知見を広めるとともに、参加者間の懇親を深めることが目的である。
 今回の参加者は8名。インバウンド客で賑わう早朝の東京駅に集合し、北陸新幹線に乗り込んだ。
 1時間ほどで定刻どおりに到着した軽井沢駅は、まだ早い時間のためか風も冷たく、道路脇には雪が残っており、暖かだった東京の気分で薄着で参加した者には、厳しい寒さだった。
研修旅行恒例の、支部長自ら運転するレンタカーに乗り込み、研修旅行がスタートした。
石の協会〜軽井沢高原教会〜ハルニレテラス
 最初に、ケンドリック・ケロッグさん設計の、石とガラスが織りなすフォルムが印象的な「石の教会 内村鑑三記念堂」を訪問した。石とガラスからなる教会はもちろん、周りの自然とも調和が取れた見事な建築物であった。続いては、徒歩で「軽井沢高原教会」を訪問。教会内は、木のぬくもりが感じられる、厳かでありながら温かい雰囲気であった。
 その後は、星野エリアにある森の中の小さな街、東利恵さん設計の「ハルニレテラス」に移動。モダンな蕎麦屋でお昼ご飯をいただいた。ハルニレテラスは、平日にもかかわらず観光客も多く、おおいに賑わっていた。
軽井沢千住博美術館〜ムーゼの森
 太陽が顔を出し、気温も上がってきた午後は、「軽井沢千住博美術館」の見学から開始した。
 駐車場脇の建物が美術館かと思い、各々写真を撮っていたところ、実は安井秀夫さん設計のミュージアムショップとベーカリーとわかり、改めてその奥にある西沢立衛さん設計の美術館へと向かった。館内は、ガラスの曲線と自然の地形を活かした空間が楽しめ、屋外も散策路が整備されており、自然も楽しむことができた。
 最後はアントニン・レーモンドが自らのアトリエ兼別荘として建てた「軽井沢・夏の家」を移築した「ペイネ美術館」、W.M.ヴォーリズ設計の「睡鳩荘」、などがあるリゾート施設の「軽井沢タリアセン」に行く予定だったが、なんと、この日まで冬期休業期間中とのこと。幸い、軽井沢タリアセンにほど近い、「ムーゼの森」が開館しているとのことから、予定を変更した。
 ムーゼの森は、類設計室による「軽井沢絵本の森美術館・玩具館」、「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」のふたつの施設のあるミュージアムパークで、皆、童心にかえってミュージアムを満喫した。
 楽しい時間が過ぎるのは早いもので、急ぎ軽井沢駅へと戻り、お土産もしっかり購入し、東京行きの新幹線に乗車した。車内では今日の反省と、次回研修旅行先の議論をしつつ、一路東京へと向かった。
 最後に、準備を進めていただいた支部長をはじめ、ご参加された皆さま、お疲れさまでした。
宮崎 耕介(みやざき・こうすけ)
東京都建築士事務所協会文京支部副支部長、一級建築士事務所studio momonga代表
1993年 駿河台大学法律学科卒業/独立行政法人の勤務を経て、2022年一級建築士事務所studio momonga設立
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