副会長就任挨拶
令和5・6年度 東京都建築士事務所協会
武内 敏幸(東京都建築士事務所協会副会長・江戸川支部、中野文一設計事務所)
杉本 由美子(東京都建築士事務所協会副会長・台東支部、杉本由美子建築設計事務所)
脇 宗一郎(東京都建築士事務所協会副会長・千代田支部、安井建築設計事務所)
安藤 暢彦(東京都建築士事務所協会副会長・千代田支部、マルタ設計)
仲山 雅一(東京都建築士事務所協会副会長・港支部、ティーメック)
砂川 達也(東京都建築士事務所協会副会長・渋谷支部、総合設備コンサルタント)
総会会場の明治記念館中庭にて。(撮影:大平 孝至)
副会長
武内 敏幸
(主査/委員長)総務・財務委員会、受動喫煙防止対策確認委員会、リノベーション専門委員会、空家対策WG、(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、関東甲信越ブロック協議会、TARC、倫理委員会、(オブザーバー)事業委員会、戸建住宅省エネ等リフォームアドバイザーWG、既存マンション省エネ再エネ促進事業検討緊急WG、法改正建築士サポートPT

 このたび、2期目の副会長に就任させていただきました。
 1期目は、リノベーション専門委員会・受動喫煙防止対策確認委員会・空家対策WGの主査を拝命し、委員の皆様のご協力に支えられながら活動させていただきました。外部団体の対応では、関東甲信越ブロック協議会とTARCを担当させていただき、被災時の協力体制の構築提案や技術者不足の対応方法、BIMの活用等について意見交換を行なってきました。また、事業委員会の担当副会長としてさまざまな受託事業に携わり、既存マンション省エネ再エネ促進事業検討緊急WGや戸建住宅省エネ等リフォームアドバイザーWGを担当させていただきました。特に2030年カーボン・ハーフ、2050年カーボン・ニュートラルに向けた取り組みは、今後の支部事業のメインとなることは明確です。本部と支部の役割を明確にし、さらなる取り組みを東京都と模索したいと思います。
 2期目は、総務・財務委員会の委員長という大役を拝命することになりました。2023年に策定した中期事業計画(2023–26)の取り組みも会員の皆様のご協力により、目標達成の目途がたってきました。また、千鳥会長より今後の2年間の取り組み方針として長期ビジョンの策定と取り組みテーマの統合化という命題をいただきました。私が担当する総務・財務委員会の役割は、中期事業計画(2023–26)の成果を検証し、更なる協会の発展のため、長期ビジョンを見据えた次期中期事業計画を策定することであると考えています。4期8年間の長きにわたり、協会の発展のために尽力された2名の副会長が退任され、新たに3名の副会長が加わります。構造担当と設備担当も加わり、バランスのとれた副会長体制で千鳥会長を補佐していきたいと思います。
 最後に、協会の益々の発展と会員のための協会になるよう微力ながら全力を尽くす所存ですので、ご協力をお願いいたします。

副会長
杉本 由美子
(主査/委員長)(主査/委員長)指導委員会、建築相談室専門委員会、(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、関東甲信越ブロック協議会、東京三会建築会議、災害対応チーム、総務・財務委員会、(オブザーバー)広報委員会、会誌専門委員会、法制委員会、青年部会

 このたび、引き続き副会長を務めさせていただくことになりました。
 この2年間、多くの支部を回らせていただき、会員の皆様の率直なご意見やお考え、励ましもあれば、時には厳しいご意見をたくさんお聞かせいただきました。今期はぜひ、その貴重なご意見やアイデアなどをしっかりと生かせるよう本部に働きかけていきたいと思います。
 前期、私が副会長に就任した時に担った役割は、「若手の活用+女性の活用」でした。
 若手の活用については、この2年間に関東甲信越支部ブロックの下部団体として、各単位会の若手の集まりである「関東甲信越ブロック協議会ブロック協議会 NEXT」を立ち上げ、現在、若手が各単位会の枠を超えて精力的に活動を進めています。
 女性の活用については、本会の女性会員の見える化(把握)を行い、同じ職種(建築)の女性同士が話をする場として「女性交流会」を年に1回行っています。始めた当初は働き方、仕事への考え、生活環境などが違う女性同士が話す意味は? などとという意見もありましたが、根っこ(建築)が同じ女性同士であれば分かり合えることも多いと評判がよく、今後も続けていきたいと思っています。
 さて、現在まさに実行中の「中期事業計画」が、ちょうど折り返し地点を迎えました。会員の皆様のご協力もあり、現段階では予定通り順調に進んでおりますが、この後半戦を制し無事ゴールまで到達するためには「会員の増強」が必須です。本部支部の垣根を超え知恵を出し合って、無事ゴールまで辿り着きたいと思います。
 今後とも、皆様のご助言をいただきながら、微力ながら精一杯、職務に邁進してまいります。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

副会長
脇 宗一郎
(主査/委員長)機構改革WG、BIMWG、(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、関東甲信越ブロック協議会、東京三会建築会議、災害対応チーム、総務・財務委員会、(オブザーバー)研修委員会、建築ふれあいフェア特別委員会、マネジメント支援センター運営特別委員会、賛助会

 昨期に引き続き、副会長に就任いたしました。
 千鳥会長の掲げる「継承と改革の両立」を目指す組織運営をしっかりと担うことができるように、2年間取り組んでまいりました。活動の中でさまざまな価値観をお持ちの会員の方々との会話で貴重なご意見を頂戴し、これらの内容をも盛り込んでいくことで、より充実した健全で理想的な協会体制になると考えています。
 オブザーバーとして関わらせていただいたマネジメント支援センター運営特別委員会での会員サービスは、多様化した各ニーズに応えるもので、今までの関係各位のご指導とご協力の賜物です。今後は更なる諸関係団体ともネットワークを構築することで、業界の普及に寄与できればと思います。同様の研修委員会や建築ふれあいフェア特別委員会での開催内容も、さまざまな社会課題に対応しながら発信し続けることが仲間を増やすことにつながり、ブランド戦略ともなる企画です。引き続き皆様と一緒に進めてまいりたいと思います。
 社会ニーズが日々変わってきているように、建築士事務所を取り巻く環境も急速に変化し続けており、国土交通省も推進するDX・GX等の知識・技術力への取り組みが必須となっています。温暖化による気候変動がもたらす災害時には、インフラデータやBIM(建物データ)が組み合わさることで防災などに役立ちます。また、BIMによる確認審査も開始予定されていることもあり、会員の皆さんからのさまざまなアイデアや専門職能の知識をいただきながら、会員へのBIMサービスが提供できるような体制を構築してまいりたいと思います。
 今期も引き続き、明るく活気のある協会の未来に向けて、皆さんと一緒に精力的に活動してまいりたいと思いますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

副会長
安藤 暢彦
(主査/委員長)東事政研、東京建築賞特別委員会、大規模修繕特別委員会、(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、首都圏連絡会議、総務・財務委員会、東京建築賞選考委員会、(オブザーバー)会員委員会

 このたび、副会長に就任させていただくことになりました。
 本部では2009年に研修委員会やふれあいフェア委員会に参加させていただいてから、ここ10年間は理事・常任理事として研修・会員・大規模修繕の各委員会の運営に携わってまいりました。直接会員サービスに関する場面が多く、皆様の「声」の多くを聞くことができる立場であったように思います。これまでの経験を糧に、微力ながら協会全体の更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。
 数年間取り組んできた大規模修繕分野では、管理組合からさまざまな相談が持ち込まれており、今後ますます需要が高まるなか、適正な業務遂行と登録会員事務所の技術的支援や社会的役割の強化に取り組み、実務に役立つ制度や情報提供を目指していきます。
 また、今年の3月からは東京都建築事務所政経研究会の代表幹事としても活動を始めており、建築士事務所の地位向上と多くの会員事務所の業務遂行のために、必要な環境整備のための声を上げ、政策に反映させる努力も併せて進めてまいります。そのためにも、協会における活動の原点は「人(事務所)」であり、「対話」であるということを、あらためて強く感じ、ひとりひとりの会員の参加と声によって成り立っていることを再認識することです。リアルとオンラインが混在する今だからこそ、活発な議論の場と、信頼性の高い情報共有の機会が、これまで以上に重要になっていると実感します。世代や地域、事務所規模を超えた対話と連携を促す存在になれればと考えております。
 どうか今後とも、積極的なご意見をお寄せいただき、ともに学び、高め合いながら、未来に向けてより強く開かれた協会を皆様とともに築いてまいりたいと思います。

副会長
仲山 雅一
(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、首都圏連絡会議、総務・財務委員会、建築物耐震改修評価特別委員会、(オブザーバー)業務委員会、木造専門委員会、構造技術専門委員会

 今期から初めて協会運営に携わることになりました。
 昨年度までは、本部にて建築物耐震改修評価特別委員会と構造技術専門委員会に参画し、日本建築士事務所協会連合会においても構造技術専門委員会に参画してきました。非力ですが、これらの経験等を生かして以下の目標を持って、協会運営に携わっていきたいと考えます。
 構造分野では若手が活躍できるチャンスが必要と考えます。世の中では建築界は厳格さが求められており、とりわけ構造分野には厳しいものがあります。本来、設計行為はクリエイティブであるべきで、構造デザインは作品を生み出す原動力のひとつです。クリエイティブな若手構造設計者が活躍できる場が必要だと思います。
 構造設計者の目線だけでなく、その目線を主軸に、関連分野との協力・連携も必要です。縦割りでなく横断できることを見つけて融合を図り、共通認識をしながら課題解決することが大切だと思います。私は不得意なのですが、設備とのコラボレーションや脱二酸化炭素などがこの類ではないでしょうか。
 協会には本部だけでなく地域に根付いた活動があります。残念ながら私は本部の運営だけでなく支部の運営も未経験です。協会はさまざまな地域・支部や規模の会員から成り立っています。それぞれの支部では、その地域が持つ特性を生かした建築やまちづくりなどの建築文化が継承されています。協会での活動を通じて「それぞれの地域に密着した社会貢献と文化」を継承できればと思います。
 これら以外にも、働き方改革、大きな意味の社会貢献、既存マンション大規模修繕など、多くの課題があります。会員の皆様から課題や意見などについて助言をいただき、皆さんと私の目線をもって会長を補佐してまいります。

副会長
砂川 達也
(委員/担当)正副会長会、常任理事会、理事会、支部長会議、相談役・参与会、首都圏連絡会議、TARC、総務・財務委員会、(オブザーバー)業務委員会、事業委員会

 このたび、新任で副会長に就任いたしました。
 弊社は設備設計専業の設計事務所で、これまでは東京都設備設計事務所協会など、設備関連の団体を中心に活動をしてまいりましたが、今回、千鳥会長からのご推薦もあり、副会長という重責を担うことになりました。
 さて、昨今の社会情勢を俯瞰してみますと、歯止めのかからない気候変動の抑制、持続可能な社会の構築、激甚化する自然災害対策、老朽化した社会インフラ整備、AI等の急速な進化への対処、少子高齢化社会への対応などさまざまな社会課題が顕在化してきています。これら諸課題のソリューションに向け、設計事務所の果たす役割はますます大きくなってきていると思いますが、中でも建築設備に関わる諸課題が増えてきており、設備設計事務所への期待は今まで以上に大きくなってきていると実感しています。
 しかしながら、設備設計事務所も小規模事務所が多く、当協会に加入している設備設計事務所も限定的で、社会からの高まるニーズに対し十分応えきれていないのが実情であると認識しています。建築設計は、意匠設計、構造設計、設備設計がバランスよく調和することで良質な建築が実現できると考えますが、当協会の活動も、建築設計事務所、構造設計事務所、設備設計事務所が協調して活動することで、より充実したものになると思います。
 今回、副会長に就任するに当たり、建築設備系の他団体との連携強化も模索しつつ、当協会にて取り組む建築設備関連の諸課題に積極的に関与していく所存です。まだまだ当協会での活動歴が浅く、経験不足な点は否めませんが、皆様からのご助言もいただきながら、副会長の役割を果たしていければと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

武内 敏幸(たけうち・としゆき)
東京都建築士事務所協会副会長・江戸川支部、中野文一設計事務所
1961年 愛媛県生まれ/1983年 芝浦工業大学建築工学科卒業/株式会社中野文一設計事務所 代表取締役/江戸川支部
杉本 由美子(すぎもと・ゆみこ)
東京都建築士事務所協会副会長・台東支部、杉本由美子建築設計事務所
1966年 千葉県生まれ/設計事務所勤務を経て2000年独立/2007年 東京理科大学大学院修了/現在、株式会社杉本由美子建築設計事務所代表取締役
脇 宗一郎(わき・そういちろう)
東京都建築士事務所協会副会長・千代田支部、安井建築設計事務所
1969年 福岡県生まれ/福岡大学工学部建築学科卒業/1993年 安井建築設計事務所入社/現在、同社プロジェクト・マネジメント部長/千代田支部
安藤 暢彦(あんどう・のぶひこ)
東京都建築士事務所協会副会長・千代田支部、マルタ設計
1958年 静岡県生まれ/日本大学大学院理工学研究科修了/1983年 マルタ建築事務所(現:マルタ設計)入社/現在、同社代表取締役社長
仲山 雅一(なかやま・まさかず)
東京都建築士事務所協会副会長・港支部、ティーメック
1958年 東京都生まれ/1977年 東京都立小石川工業高等学校建築科卒業後、久米建築事務所(現久米設計)構造設計室入社/1989年 東京理科大学理学部第2部数学科卒業/2023年 久米設計退社/現在、株式会社ティーメック東京支店顧問
砂川 達也(すながわ・たつや)
東京都建築士事務所協会副会長・渋谷支部、総合設備コンサルタント
1960年 香川県生まれ/1986年 東京工業大学建築学科修士課程修了/1986年 NTT建築部建築工事事務所設備部門入社/2019年 総合設備コンサルタント入社/同常務取締役を経て、現在、同社代表取締役社長