思い出の音色
第19回建築ふれあいフェア 児童画コンテスト「学校の中のお気に入りの場所」かなで賞
橋爪 鈴乃(小学校6年生)
 私が三年生の時、初めて音楽室に足を踏み入れ、鉄琴や木琴などの打楽器を目にしました。中でもドラムに一番憧れを抱きました。なぜなら昔の六年生の合奏で初めて見るドラムをたたいている姿にとても魅力を感じたからです。また、音楽の歌を歌ったり、色々な楽器を使い、みんなと合奏するのが好きで、音楽の時間はいつも楽しめます。だからその思いを形にしたく、ドラムや木琴などの楽器室の雰囲気を絵に表しました。
 この作品を描いて大変だったところは、ドラムの細かい線を描くところです。さらに、絵の具で描くので色同士が混ざってしまい本物のドラムに近づくような絵にすることが、難しかったです。だから水と絵の具の調整に気をつけたり、本物に近づけるため写真を撮ってじっくり見ながら描きました。そして木琴を立体的にすることが難しく悩んでいましたが、出来上がったときに達成感を得ることができました。
 もうすぐ私達も卒業となります。今年は、音楽会もあり、みんなの前で披露し音楽会を楽しむことができました。六年生として、音楽室で音楽を楽しむのも残り数ヶ月です。だから今の時間を大切に、先生や友だちと卒業式の練習で音楽の深みをもっと味わいたいです。音楽室で奏でた音色を思い出して、この先も音楽と関わりたいです。