

北東コーナーより見る。

南東より見る。

「ゆいの森ホール」の側壁。

スキップボイドを見下ろす。

「ゆいの森ホール」にて。以上の写真:研修委員会提供
京成本線の町屋駅改札通路を抜け、エレベータの遠隔監視の三菱電機ビルテクノサービス(株)の前を抜けて、都営荒川七丁目仲道アパートを横に見ながら前方に東京都三河島水再生センターの丁字路を右に曲がると目的の建物「ゆいの森あらかわ」が見えてきた。
この地域は東京都が都内全域を対象に平成23(2011)年度から進めてきた不燃化特区の只中にある荒川区荒川2丁目の東端に当たる場所で、敷地の東に位置する荒川自然公園に道路を隔てて接している。地域の建物不燃化率が70%を超えると「燃えないまち」になるそうで、東京都も建物の沿道耐震化と共に推進してきたプロジェクトだ。

左:都営荒川七丁目仲道アパート。右:ゆいの森あらかわ東側の木造2階家。空が広い。
当日の説明は設計監理(株)梓設計の押田拓也さんが対応してくれた。

免震装置。奥にダンパーを見る。

説明と会のまとめをして下さった、左から、土井英尚(研修委員)、押田拓也(梓設計)、三代川俊雄(研修委員長)の3氏。

1階「ゆいの森ホール」。本に囲まれた解放的な空間が備えられていた。イベントのないときは閲覧スペースに利用される。

左:書棚の間の先にテラスがある。右:サインのデザイン。

左:五線譜をイメージ。右:林をイメージ。

栗田 幸一(くりた・こういち)
1949年 東京浅草生まれ/祖父、父と3代目/1970年 東海大学工学部建築学科卒業/1970〜74年 伊奈建築設計事務所/1975年 父の経営する株式会社栗田建築事務所入社し、現在、代表取締役/東京都建築士事務所協会理事、台東支部
記事カテゴリー:東京都建築士事務所協会関連