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今年度の春から会誌専門委員になりました、(株)フジタの南口です。寒さがきびしくなってきましたが、今回は心と身体の健康について考えてみたいと思います。★
昨年の夏には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開幕し、盛会のうちに幕を閉じました。開催が1年延期となり、難しい判断が直前まで続き開催自体も危ぶまれましたが、新たな種目で若い選手が躍動しメダルを獲得したことに日本の底力を感じパワーと勇気をもらいました。開催について賛否両論はありましたが、コロナ禍で沈んだ気持ちを明るくしてくれたことは記憶に新しいところです。海外スポーツに目を向けても、大谷翔平選手や、松山英樹選手などが大活躍したこともコロナ禍で閉塞感に包まれた中、一服の清涼剤として心が躍りました。あらためて若い人の肉体と精神の無限のパワーと新鮮な力に感動しましたわけですが、私だけでなく、老若男女問わず、コロナ禍の中、心身の健康の大切さを改めて見つめなおす良い機会、2021年は、そんな1年にもなったかと思います。
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さて、わが身の心身の健康を顧みてみますと、自慢できるような健康法はありません。長年、不摂生な生活をしていることを反省しています。3年ほど前まで、米州・メキシコ駐在時には、治安の関係から外で歩くことを控えていました。帰国後、大阪の吹田市にあった住まいの近くに糸田川があり、ウォーキングを始めました。毎日、土手を1時間歩くことを日課としていました。2020年から東京に移り、時間がある時に目黒川河畔を歩いています。四季の移ろいを感じながらのウォーキングは気分転換にもなり私の健康法にもなっています。2022年も新型コロナウィルスの情勢は不透明ですが、できる健康管理を地道に続けて、心身の状態を整えて行きたいと思っています。
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2022年、皆様にとって、つつがなくおだやかな1年になりますように。
南口 聡(なんこう・さとし)
東京都建築士事務所協会理事、会誌専門委員会副委員長、渋谷支部、株式会社フジタ取締役 常務執行役員 建築本部長
1963年 広島県生まれ/1986年 東京電機大学工学部建築学科卒業/株式会社フジタ取締役 常務執行役員 建築本部長
1963年 広島県生まれ/1986年 東京電機大学工学部建築学科卒業/株式会社フジタ取締役 常務執行役員 建築本部長